受託分子設計

目標性能を目指した分子を理論設計・提案します

出発物質はお客様より提示していただき、その構造をベースに目標性能をもった分子設計します。当社技術を用いれば様々な機能性材料の分子設計が可能です。当社では例えば以下のケースで分子設計を承っております。お客様の要望に応じた分子設計が可能か検討をいたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

受託分子設計で何ができて、どう役立つのか

MOLFEXは従来の経験に基づく分子設計手法から脱却し、理論を駆使して合理的機能性分子設計することができます。そのため、今までの経験では予測できなかった新たな分子を設計し、提案することが可能です。また理論による合理的設計をするので、実験によるスクリーニングに頼らないピンポイントな設計が可能です

分子設計が可能な材料開発

蛍光材料の開発

  • 量子収率が高い蛍光材料
  • 色純度の高い蛍光材料

UV吸収剤の開発

  • 特定の波長の光を吸収するようなUV吸収材料

有機EL材料の開発

  • 移動度が高い正孔・電子輸送材料
  • 量子収率が高い、色純度が高い発光材料

コース

出発物質はお客様より提示していただき、その構造をベースに目標性能をもった分子を設計します。設計した分子とその解析内容をご報告いたします。お客様で実際に合成・評価していただき、その結果をフィードバックすることでさらに改善構造を提案いたします。分子設計サービスを提供するにあたってお試しのプランである『1st Stepコース』と本格的に分子設計を行う『2nd Stepコース』を用意しております。

1st Step | 委託解析

出発材料の解析による課題解決の可能性提示

  • 振電相互作用計算
  • クライアントが出発材料を提示
  • 期間・価格については開発課題に応じて変わります。ご相談ください。

納品物 | 対角・非対角振電相互作用定数・密度・吸収・発光スペクトル 、ポテンシャル導関数、軌道図など

2st Step | 委託開発

改良構造の提示 ⇨(合成)⇨ 評価 1年間サイクルを回す

  • 振電相互作用計算をベースとした新規材料構造提案
  • クライアントが提案した分子構造に対し、その改良構造を提案後、クライアントの意向を踏まえ候補分子を詳細計算

納品物 | 対角・非対角振電相互作用定数・密度・吸収・発光スペクトル 、ポテンシャル導関数、軌道図など

『2nd Step』で提案した構造の中から、クライアントが合成・評価し、結果をフィードバックしていただければ、契約期間内にさらに改善構造をご提案します。(※追加の費用なし)

1st Stepの結果にご納得していただいた上で2nd Stepで本格的に分子設計を行うことも可能です。

目標性能を持った分子のご提案

依頼の流れ

1. お問い合わせ

お問い合わせは電話、FAX、Eメール、フォームにて承ります。

ご依頼内容を確認後、弊社担当よりご連絡いたします。

2. 出発材料のご提示

お客様に出発材料(分子構造)と開発目標をご提示していただきます。

  1. お客様のご要望に応じて、秘密保持契約を締結することができます。
  2. 打ち合わせ日時(時間)の調整は原則、電話またはメールにて承ります。Web会議や面談での打ち合わせをご希望の際には事前にご連絡ください。

3. 打ち合わせ

サービス内容やご予算について打ち合わせを行います。弊社がご依頼内容を精査した上で、スケジュールやお見積りをご提示いたします。

  • 設計材料の合成および評価はお客様に行っていただきます。

4. ご契約

スケジュールやお見積り内容をご確認の上、お客様と委託開発契約を締結します。

  • 開発成果は知的財産権も含めて、原則すべてお客様のものになります

5. サービス開始

委託開発契約が成立後、サービスを開始いたします。